接骨院・整骨院で施術の際に最適な服装・髪型とは?初めて通院の方向けにポイント解説

接骨院・整骨院に通うにあたって「どんな服装で行くべきかが分からない」という方も多いのではないでしょうか。

快適に施術を受けられて、効果を最大限に高めるためにも服装選びは大切です。

そこで当記事では接骨院・整骨院に通う際の適した服装と適さない服装について解説します。

最後まで読み進めることで、接骨院に行く際の服装選びに迷わなくなるでしょう。

ぜひ参考にしてみてください。

接骨院・整骨院に通う時に最適な服装

接骨院に通院中の女性の画像

接骨院・整骨院では、施術ベッドに横になったり検査やストレッチで手足を動かしたりするので、リラックスできて動きやすい服を着ていきましょう。

家の中で過ごす時のような普段着をイメージしてみて下さい。

そこで近所の接骨院に行くなら以下のような服装が最適でしょう。

  • 夏の暑い時期はTシャツと短パン
  • 秋から冬はスウェットやジャージ

またカジュアルな服装で接骨院に行く際も、できるだけゆったりしたコーディネートを心がけましょう。

例えばサイズに余裕があって柔らかい素材のシャツに、ワイドパンツやカーゴパンツなどを合わせてみて下さい。さらに女性の方には裾にかけて広がっている「ガウチョパンツ」もおすすめです。

施術を受けている女性の画像

接骨院・整骨院に通う時に適さない服装

続いて接骨院・整骨院に通うのに適さない服装を解説します。

もし適さない服装で施術に入ってしまうと、質や効果が落ちる可能性があります。患者と施術者がお互い気持ちよく治療を進めるためにも、適さない服装を把握しておきましょう。

男性に多い適さない服装

まず男性に多い適さない服装を見ていきます。

スーツなどシワになりやすい服装

スーツ(Yシャツ)は接骨院や整骨院には適していません。なぜかというと、シワになったり生地が傷んだりするリスクがあるためです。

また高価なスーツや営業用のスーツなら、なおさら着ていくことは避けるべきです。そしてスーツ以外にもシワを付けたくない服はなるべく着ていかないように心がけて下さい。

女性に多い適さない服装

続いて女性に多い適さない服装について解説します。

スカート

スカートは施術中にはだけてしまう可能性があるので適していません。施術時は上からタオルをかけることがほとんどですが、それでも患者と施術者がお互い気を使ってしまいます。

接骨院や整骨院によっては施術を断られてしまう場合もあるので注意して下さい。

ストッキング・タイツ・レギンス

ストッキングやタイツもあまり適していません。冬の寒い時期はストッキングやタイツを履きたくなりますが、できるだけ素足で、ズボンを着用の上で接骨院を訪れるのがおすすめです。

なぜかというと膝から下をスムーズにめくることができず、テーピングや電気治療などの妨げとなってしまうからです。

またレギンスは締め付けがゆったりしていれば大丈夫ですが、着圧レギンスなどは適していません。膝・ふくらはぎ・足首の治療を受ける場合はとくに注意しましょう。

補正下着のようなワイヤー付きのインナー

女性の中には「ブラジャーを付けたままで施術を受けられるの?」と迷う方もいるでしょう。

もちろんブラジャーを付けたままで問題ありませんが、補正下着のように身体を締め付けるワイヤー付きのインナーはあまり適していません。

というのも身体がリラックスしにくいので、施術の効果が半減してしまいかねないからです。とくに腰痛や肩こりの治療時の妨げになります。

また、下半身のラインを美しく見せる「ガードル」も締め付けが強いので施術時は外しましょう。

接骨院・整骨院に通う時は、できるだけ締め付けが少ない下着を着用してみて下さい。

参考記事:肩こりは整骨院・接骨院で治る?整体・マッサージと施術内容や保険適用について比較
参考記事:【比較】腰痛になったら整形外科と整骨院・接骨院のどっちに通うべき?症状別に詳しく解説

男性・女性の適さない服装

ここから、男性・女性共通の適さない服装を見ていきます。

フィット感のあるデニム・ジーパン

身体にピタッとフィットするデニム・ジーパンは適していません。足を動かしにくいので検査やストレッチに不向きですし、ストッキングやタイツと同様に施術する箇所をめくりにくいです。

また、施術者の手とジーパンのボタンがぶつかって痛みを感じてしまう場合もあります。

タートルネック・フードの付いたパーカー

タートルネックやフードが付いたパーカーも避けるべきです。施術者が首を触りにくいですし、電気治療などの妨げになってしまいます。

特に首の痛みや肩こりの治療時は、タートルネックやフード付きパーカーは避けましょう。

極端に厚手のトップス

厚手のトップスも適していません。患者の筋肉や骨格の様子が施術者に伝わりにくいので、身体の状態把握やマッサージの妨げになってしまいます。

また、服に傷がついてしまう可能性も0ではないので、接骨院に行く際は避けるべきです。

参考記事:整骨院(接骨院)とマッサージ店は何が違う?施術目的や保険適用の違いを詳しく比較

アクセサリーの着用

アクセサリーの着用にも十分注意して下さい。

ネックレスやピアスは、頭部や首の治療を妨げてしまいます。ブレスレットや腕時計は、手首の治療や腕のストレッチの妨げになります。

また念のために指輪も外しておいて下さい。施術者からしても、患者が身に付けているアクセサリーには気を使うものです。

予期せぬ破損を避けるためにも事前に必ず外しましょう。

女性の施術師がダメと言っている画像

【合わせてチェック】接骨院・整骨院に通う時に最適な髪型とは?

服装同様、髪型についてもいくつか注意点があるので解説します。

まず男性の場合は極端に整髪料は付けないようにしましょう。頭部の施術時に整髪料が落ちてしまう可能性があります。

そして女性で髪が長い方は施術時に仰向けになる際、結んだ髪が枕にぶつかって邪魔になってしまうことも。そこでうなじが見えるまで髪をまとめるよう、お団子状にするか横に流して結ぶのが丁度良いです。

また髪を結ぶ際は、ピンなどで止めずゴムで結ぶようにしましょう。

女性が髪を結んでいる画像

急な通院や仕事後で最適な服装で行けない・・・そんな時の対処法

ここまで接骨院・整骨院に通う際に適さない服装を見てきました。

事前に準備できれば良いですが、仕事や用事の後など、最適な服装で行けない場合もあります。そういった場合は接骨院・整骨院の着替え(患者着)の貸出しを利用しましょう。

このサービスを利用すれば準備なしで施術を受けられます。利用する接骨院で着替えの貸出しが実施されているか、予め確認してみて下さい。

参考記事:【初心者必見】良い整骨院と悪い整骨院の見分け方!施術が上手な先生の特徴を徹底解説

まとめ

「接骨院や整骨院にどんな服装で行くべきか」イメージして頂けたでしょうか?

適した服装や髪型は質の高い施術に直結します。

  • ゆったりして動きやすい
  • 施術する箇所をスムーズに出せる

こういった服装を心がけてみて下さい。

それでは当記事を参考にしながら、適した服装で接骨院・整骨院に行きましょう。