整体院で上手に集客ができない理由とは?活用できる集客方法をご紹介

整体院で上手に集客ができない理由とは?活用できる集客方法をご紹介

  • 7月 14, 2020
  • 3月 28, 2024
  • 集客

整体院の経営を安定させるためには集客が欠かせません。しかし実際には、「集客をしているのにうまくいかない」「どうやって集客していいのか分からない」という声もよく聞かれます。

集客がうまくいかない主な理由は、集客を次の3パターンに分けて考えていないからです。

  • 新規顧客に対する集客
  • リピーターの集客
  • 休眠顧客に対する集客

以上の集客パターンを理解しつつ、適切な優先順位を守って集客すると来院数を増やせるでしょう。本記事では、整体院で集客するためのポイントとおすすめの集客方法を紹介します。

そもそも整体院における集客とは ~集客戦略を練る上で押さえるべきポイント~

整体院の集客を効率化するためには、そもそも整体院における集客のポイントを理解することが重要です。ここでは、集客を3つに分解して、ポイントを分かりやすく解説します。さらに優先順位も紹介するので、参考にしてください。

集客を3つに分解する

整体院の集客を分解すると、次の3パターンにわかれます。

  • 新規顧客の集客
  • リピーターの集客
  • 休眠顧客の集客

集客が難航している場合、以上の3つを混同している可能性があります。3つの集客はそれぞれ性質が異なるため、それぞれに適した集客戦略を実施する必要があるのです。

新規顧客の集客

新規顧客の集客をする場合、潜在顧客や見込み客(顕在顧客)に対してアプローチすることになります。潜在顧客は、整体院の存在すらも知らない顧客を指します。また見込み客とは、整体院について知ってはいるが利用には至っていない顧客です。

新規顧客を集客するためには、チラシやホームページなどを活用して、はじめに潜在顧客に自分の整体院を知ってもらうことからはじめます。潜在顧客が整体院のことを認知して興味や関心を示すと、見込み客になります。

見込み客になると、整体院に行くかどうかを検討します。検討する際には他の整体院とも比較されるため、他の整体院と差別化できると新規顧客数を増やせるのです。

リピーターの集客

新規顧客が2回目以降も来院するとリピーターになります。リピーターを増やすためには、来院した顧客に満足してもらう必要があります。顧客の整体院に対する満足度に影響を与える主な要素として、次の項目が考えられます。

  • 施術効果
  • カウンセリング
  • 施術説明
  • 整体院の清潔感や雰囲気
  • 施術者の清潔感や人柄、対応
  • 料金
  • アフターフォロー など

以上を改善して顧客満足度を高めると、リピーターの数が増えます。

休眠顧客の集客

休眠顧客とは、長期間来院していない顧客を指します。来院を止めた顧客の中には、なんとなく整体院に行かなくなる人が多いといわれています。

そのため次の手段で休眠顧客にアプローチすると、集客できるでしょう。

  • はがきを送る
  • 個別にLINEを送る
  • メールを送る

初回来院時にビジネス用のLINEに登録しておくと、定期的にメッセージを送りやすくなり顧客との関係を維持できます。休眠顧客を減らす効果が期待できるため、LINEを集客に活用するのもおすすめです。

集客の優先順位

前項の3パターンの集客に取り組む場合は、費用がかからない順に実行するとよいでしょう。費用の低い順番に示すと次のとおりです。

  1. リピーターの集客
  2. 休眠顧客の集客
  3. 新規顧客の集客

費用のかからない順に集客することで、コスト負担を抑えて集客できます。さらに新規顧客よりも、すでに整体院を知っている整体院の方が来院してもらいやすいのです。つまり新規顧客よりもリピーターにアプローチしたほうが、費用対効果が高くなると考えられます。

ただし、認知が少ない開業直後だけは新規を集めるための施策を打つ方がベターです。施術所が開業から1年以上経過してある程度の既存顧客を抱えている場合は、リピーターにアプローチするとよいでしょう。

整体院で集客できない理由

整体院が集客できない主な理由は次のとおりです。

  • ターゲットが明確になっていない
  • ホームページを活用できていない
  • 口コミサイトやSNSを利用していない
  • 技術力が足りていない

それぞれについて解説します。

ターゲットが明確になっていない

整体院のターゲットが明確になっていないと、うまく集客できません。というのもターゲットが不明確だと、ホームページやチラシのキャッチコピーの訴求効果が弱くなるからです。キャッチコピーの訴求力の強弱について具体例を示すと次のとおりです。

・ターゲットが不明確な訴求力の弱いキャッチコピー

「肩こり・腰痛、膝の痛みまで幅広い年齢層に対応します!なんでもお任せください!」

・ターゲットが明確で訴求力の強いキャッチコピー

「膝が痛くて階段を登れない…正座ができない…。そんな60代以降の膝の痛みはお任せください!」

以上のようにターゲットを絞ってキャッチコピーを考えると、特定の顧客に対して強く訴求できるため集客しやすくなります。

その一方で、ターゲットを明確にすると「来院する顧客が絞られてしまい、集客数が減るのでは?」と心配になるかもしれません。しかし実際には、ターゲットに合った顧客に自分の施術所を選んでもらいやすくなり、より集客力がアップする傾向にあります。

逆にターゲットが絞られていないと、特徴のない整体院になってしまい他院と差別化できずに、集客につながりづらくなります。

ホームページを活用できていない

整体院でうまく集客できない理由の1つとして、ホームページを活用できていないこともあげられます。顧客が整体院を選ぶ場合、携帯で整体院名を検索してホームページを確認するケースが多いです。

知り合いの口コミで特定の整体院に行こうかどうか検討する場合も、ホームページを調べます。そのためホームページがないと、詳しい情報がわからずに不安になってしまい整体院に行くのを止めるかもしれません。

特に新規顧客を集客する場合は、ホームページは欠かせない媒体なので、作成することをおすすめします。

口コミサイトやSNSを利用していない

口コミサイトやSNSを利用していないことも、整体院における集客率を下げる要因です。

整体院の場合、いくらホームページで「頑固な肩こりを改善しました」「こんな症状の方におすすめです」と宣伝しても、客観性に欠けるので見込み客に来院してもらえないケースもあります。

そこで口コミサイトに顧客の口コミを集めると、客観的な意見を通して見込み客の納得を促し、来院につなげることが可能です。

またFacebookやTwitterなど、SNSを利用していないと、新規顧客獲得の可能性を下げることがあります。とくに初めて整体の施術を受ける方を集客する場合、セラピストの人柄をSNSを通して伝えることは有効な集客方法になります。

技術力が足りていない

技術力が不足すると、顧客に施術効果を実感してもらえないため、リピーターを増やせません。とくに初めて来院した方は、初回の施術で多少の効果を感じられないと、離脱するのではないでしょうか。

はじめて来てくれた方が少しでも施術効果を実感できるように、最低限の技術を身に付けましょう。

整体院で活用できるオンライン集客7選

ネット集客について検討する様子

ここでは整体院で活用できるオンライン集客について、次の7つを紹介します。

  • ホームページのSEO対策
  • Googleマイプロフィールを使ったMEO対策
  • YouTubeチャンネルの開設
  • SNS(Instagram・facebook・Twitter)の運用
  • LINEの活用
  • Web広告の活用
  • ポータルサイトへの登録

それぞれについて概要を分かりやすく解説します。

ホームページのSEO対策

SEO対策とは、GoogleやYahoo!、Bingなどの検索結果に特定のサイトを上位表示させるための施策です。SEO対策を実施することで検索結果から、作成したホームページにアクセスしてもらえます。

整体院は地域ビジネスなので、「整体院 地域名」「腰痛 地域名」などの整体院や症状と、地域名を絡めたキーワードでホームページを上位表示させると集客につながりやすいです。

SEO対策の詳細については次の記事をご覧ください。

参考:接骨院・整骨院における4つのSEO対策をポイント解説

Googleマイプロフィールを使ったMEO対策

Googleマイプロフィールとは、Googleマップ上で自分のビジネスを紹介するためのツールです。以前は、Googleマイビジネスと呼ばれていました。

Googleマイプロフィールを作成すると、Googleマップ上に整体院が掲載されます。さらにGoogleマイプロフィールを充実させたり、口コミを集めたりするとGoogleマップ上での露出度が高まります。

このようにGoogleマップ上での露出を高めるための施策は、MEO対策と呼ばれており、地域ビジネスの集客を成功させるためには欠かせない施策の1つとなっています。

とくに昨今は、Googleマップは検索結果の上部に掲載されるため、オンライン集客においてMEO対策がますます重視されているのです。

実際に「整体院」で検索すると、次のようにGoogleマップが上位表示され、左側に整体院が紹介されます。

▼「整体院」の検索結果

Googleマイプロフィールのマップ画面表示

MEO対策の詳細については次の記事で紹介しているので、ぜひ取り組んでみてください。

参考:整骨院・接骨院に求められる6つのMEO対策をポイント解説

YouTubeチャンネルの開設

YouTubeチャンネルを開設して、動画でセルフケアやストレッチ、トレーニングなどのお役立ち情報を発信するとフォロワーを増やせます。整体院の商圏内に住むフォロワーは、優良な見込み客です。

また動画の視聴者のなかには、悩みを直接相談するために整体院を訪れる場合もあります。整体院のなかには、YouTubeがきっかけで県外から訪れる人が増えた事例もあります。

YouTubeは動画で情報発信できるため、施術者の人柄が伝わりやすく、静止画よりもセルフケアの内容を理解してもらいやすいことも魅力です。

SNS(Instagram・facebook・Twitter)の運用

Instagramやfacebook、TwitterなどのSNSを活用すると、集客数を増やせる可能性があります。整体院で集客する場合、動画や画像をユーザー同士で共有しやすいInstagramの活用もおすすめです。

Instagramであればセルフケア情報や院内の雰囲気、スタッフの人柄を動画や画像にして、Facebookと連携しながら拡散できるため認知度を高めやすくなります。

ただしSNSごとに利用者の多い年代が異なるため、特定の年代をターゲットにするのであれば、SNSの利用者層を把握して戦略を考えるとよいでしょう。

SNS別の利用社年齢の傾向

SNS別に利用者年齢の傾向を示すと次のとおりです。

  • Instagram:10代~20代の利用者層が多い傾向にある一方で、30代以上も利用している
  • facebook:10代~20代の利用者数は比較的少なく、30代以上の利用者が多い
  • Twitter::10代~20代の利用者層が多い傾向にある一方で、30代以上も利用している
  • YouTube:全年齢層で利用者数が多く、なかでも40代の利用者が最も多い
  • TickTok:10~20代の利用者が圧倒的に多く、30代以降の利用者は少ない

なお、YouTubeやTickTokは動画で情報発信することに特化したSNSです。動画を積極的に活用したい場合は、利用してみてください。

LINEの活用

LINEもSNSの一部ですが、他のSNSと比較して次の点で大きな違いがあります。

  • 利用者が圧倒的に多い
  • 整体院側から個別にアプローチをしやすい
  • メッセージを読んでもらえたことを把握できる

LINEの月間ユーザー数は9,500万人と言われています。利用する年代の偏りも少なく、多くの方に自院をアピールする際には便利です。整体院では個別にアフターフォローをしたり、予約を受けたりするためのツールとしてもよく利用されています。

ただし一般的なSNSとは違い拡散力に乏しいため、集客に役立てるためにはホームページやチラシ、ショップカードにQRコードを掲載して登録を促す必要があります。

Web広告の活用

Web広告とはGoogleやYahoo!などの企業に料金を支払って、広告を掲載してもらうことです。昨今は整体院がYahoo!でのWeb広告掲載が難しいので、Googleを活用されるケースが多いです。

Google広告に出稿するためには、「Google広告(旧:Googleアドワーズ)」のサービスにアカウント登録する必要があります。

アカウント登録して検索連動型の広告をはじめると、特定のキーワードについて検索結果に整体院のホームページを上位表示できます。この場合、検索キーワードごとに料金が入札方式で決められ、1回クリックされるごとに広告料が発生します。

▼キーワードプランナーで調べた入札単価

キーワードプランナーの検索結果画面

以上のように1クリック当たりで広告費が決まるため、Web広告への出稿は低料金からでもはじめられることが魅力です。

ポータルサイトへの登録

整体院の集客におすすめのポータルサイトは次のとおりです。

  • ホットペッパービューティー
  • EPARK
  • エキテン
  • 接骨ネット など

ホットペッパービューティーに掲載する場合は費用が発生しますが、その他は無料からでもはじめられます。ポータルサイトの多くは口コミを集めたり、予約をしたりする機能が搭載されている点も特徴です。

他の集客方法と並行してポータルサイトにも登録しておくと、集客効果のアップが期待できます。無料ではじめた場合は、有料に切り替えることでより集客効果を高められるため、予算と相談しつつ効果的に活用しましょう。

整体院で活用できるオフライン集客6選

インターネットを活用しないような昔から実施されている集客方法を、オフライン集客と呼びます。次の

集客法について解説するので、参考にしてください。

  • 店頭ボードの設置
  • お客様からの紹介
  • チラシの配布
  • 地域イベントへの参加
  • 休眠顧客へのアプローチ
  • 既存顧客のアフターフォロー

地域ビジネスの場合、オフライン集客にも力を入れることで、より多くの顧客獲得が期待できます。

店頭ボードの設置

新規顧客を獲得するためには、通りがかった人に整体院の存在をアピールするための店頭ボードを設置するのもおすすめです。

とくに道路に面した1階部分に店舗を構えている整体院であれば、目立つような店頭ボードを設置するとよいでしょう。

店頭ボードを設置したら傍らにパンフレットをおいておくと、さらに集客効果を高められます。通りすがりの人がサッと持っていける状態にして、パンフレットを置きましょう。

顧客からの紹介

他に新規顧客を獲得する際に有効な集客方法としては、顧客からの紹介もあげられます。ご紹介カードを作成したり、院内にチラシを置いたりすると顧客が整体院を紹介しやすくなります。

「家族や友人、知人などでお体にお悩みの方がいればご紹介ください」などと書かれた名刺ほどの大きさのカードを、施術後にお渡しするのもよいでしょう。〇%割引などのインセンティブを付けた方が紹介数を増やせる場合もあります。

チラシの配布

チラシ配布は新規顧客を獲得する場合や、休眠顧客の再来院につなげる際に有効です。

集客の際になにより重要なことが、自分の整体院の存在を知ってもらうことです。そのためには不特定多数の見込み客に配布できるチラシが効果を発揮します。

自分で作って近所にポスティングしたり、折り込み広告を利用したりしてチラシを配布しましょう。昨今は、パワーポイントやCanva、アスクルのパワポンなど、チラシを簡単に作成できるツールもあります。

自分で作成すると広告費用をカットできるので、経費削減をしたい場合は自作するのもおすすめです。集客効果の期待できるチラシを無料で作成する方法を知りたい場合は、次の記事を参考にしてください。

参考:【整骨院・接骨院向け】無料でできる集客効果の高いチラシの作成方法とは?

地域イベントへの参加

市民マラソンや各種スポーツイベントにボランティアとして参加すると、そこから集客できる可能性があります。市民マラソンでボランティアとして参加したい場合は、学術団体などに所属して複数名の有志を募ると参加しやすいでしょう。

各種スポーツイベントに参加する場合は、子どもの野球大会や学生の部活動への帯同が考えられます。伝手を頼って学校をはじめとした教育機関にアプローチすると、スポーツイベントに参加しやすくなります。

ただし地域イベントに参加する場合は、宣伝をしないことが大切です。あくまでもボランティアとして参加しているので、宣伝をすると整体院の印象を損ねる恐れがあります。

ボランティアの過程で整体院の場所を尋ねられたら、答えたり名刺を渡したりする程度にとどめましょう。

休眠顧客へのアプローチ

整体院で集客を行う際には休眠顧客へのアプローチも忘れないようにしましょう。どの時期にどのような症状が増えるのかを検証したうえで、休眠顧客にダイレクトメールを送ると効果的です。新規顧客を獲得するよりも簡単に集客へとつなげることができます。

既存顧客のアフターフォロー

整体院の集客では既存顧客のアフターフォローが重要です。新規顧客にサンキューレターを送ったり、痛みの具合を電話で伺ったりしましょう。

他にも口コミサイトやSNSで整体を紹介してくれた方にはコメントを返したり、来院の際にお礼を述べたりすることも大切です。

院外でもできるアフターフォローも忘れずに実施すると顧客との信頼関係を構築でき、リピートを促せます。

整体院で集客する際の注意点

整体院で集客する際は、次の点に注意しましょう。

  • 広告に頼りすぎず、基本は口コミ・紹介を地道に増やしていく
  • 広告規制に気をつける
  • 費用対効果を検証する

各項目について詳しく解説します。

広告に頼りすぎず、基本は口コミ・紹介を地道に増やしていく

整体院の集客を効率化したい場合は、広告に依存し過ぎずに、口コミや紹介を増やしましょう。なぜなら広告で成果を出すためには、費用を払い続ける必要があるからです。一方で口コミや紹介を増やすと、費用をかけずに集客力のアップが期待できます。

実際に上手く経営されている整体院は口コミ・紹介による流入が一般的な整体院よりも多いと言われています。

また、顧客が治療院選びで重視している項目は「友人や家族からの紹介」とのアンケート結果もあります。そのため広告媒体によりも集客できる可能性があるのです。

広告のメリットは即効性であり、開業直後やリニューアル直後などに認知してもらうことには有効です。中長期的に取り組む必要のある口コミや紹介と併用しながら、集客に役立てるとよいでしょう。

広告規制に気をつける

整体院の広告を打つ際には、広告規制にも気を付ける必要があります。たとえば整体施術の有効性を誇大に表現して広告をすると景品表示法違反になるため注意しましょう。また薬機法や医師法、医療法についての配慮も大切です。

整体院の広告規制については次の記事で解説しているので、参考にしてください。

参考:整体院が注意すべき広告表現とは?チラシに「治療」と書いたらダメな理由

さらに整骨院や接骨院の場合は、整体院よりも広告規制が厳しい点についても把握しておきましょう。掲載してよい項目は以下に限られます。

  • 施術者である旨並びに施術者の氏名及び住所
  • 施術所の名称、電話番号及び所在の場所を示す事項
  • 休日又は夜間における施術の実施
  • 出張による施術の実施
  • 駐車設備に関する事項

など

整骨院や接骨院の広告規制については次の記事で詳しく解説します。

参考:整骨院・接骨院の広告とは?広告規制や正しい広告内容について解説します

費用対効果を検証する

集客を成功させるためには、費用対効果を検証することも重要です。広告媒体により広告費は大きく異なりますので、ターゲットや整体院の立地に合った広告を行いましょう。

また広告費を掛けても、キャパシティーを上回る顧客が来院したら、機会損失につながります。そのため、Web広告の出稿やチラシを配布するタイミングを見定めながら、計画的に予算を割り振る必要があります。

また無計画な初回割引キャンペーンは避けましょう。初回キャンペーン割引は2回目以降の来院へと誘導する戦略があって成り立つ集客方法です。

施術計画の説明や回数券の販売などリピート戦略がない状態で初回割引キャンぺーンを実施すると、安価に施術を受ける利用者ばかりが増えます。そうなると、売上が伸びずに経営を圧迫する可能性があるため注意しましょう。

整体院の集客を効率化しよう

整体院の集客がうまくいかないのは、集客法が間違っているだけでなく、アプローチする対象を誤っているからかもしれません。そこで今回、集客には次の3パターンがあることを紹介しました。

  • リピーターの集客
  • 休眠顧客に対する集客
  • 新規顧客に対する集客

以上のなかで集客を成功させるために重要なのは、リピーターの集客や休眠顧客に対する集客です。まずは初めて来てくれた顧客へのアフターフォローを手厚くして、リピーターを増やしましょう。次に休眠顧客へも定期的にアプローチして、メンテナンスを受けてもらえるようにしてみてください。

リピート数の増加に有効なアフターフォローを探している場合は、リハサクもおすすめです。リハサクは理学療法士が監修した800以上の運動療法を動画で簡単に顧客と共有できます。

姿勢分析フィジカルチェックなどの改善の程度を顧客に体感してもらうための機能も搭載されているため、リピーター獲得に有効活用できます。

運動療法クラウド【リハサク】のサービス紹介を見る

<参照元>

厚生労働省|あはき、柔整施術所等の広告に関する実態等

GaiaX|性別・年齢別 SNSユーザー数(X(Twitter)、Instagram、TikTokなど13媒体) 

LINEキャンパス|LINEのユーザーはどんな人?

PR TIMES|【調査レポート】治療院選びの決め手は『料金』と『アクセスの良さ』だけじゃない!選ばれるために実は必要なこと。


治療院の患者満足度・再診率向上をサポート!
運動療法クラウドシステム


リハサクとは、理学療法士や柔道整復師がエビデンスに基づいた運動療法を動画または紙媒体で簡単に提供できるようにし、患者満足度・再診率向上をサポートするクラウドシステムです。

【整骨院・接骨院】リハサク導入のメリット

  • 最新のエビデンスに基づいた効果的な施術を提供
  • 患者満足度向上による再診率向上に寄与
  • 自費メニュー化することで保険に頼らない施設経営をサポート
  • 施設での運動療法を自動化し、売り上げ向上・人件費削減に寄与

Close Bitnami banner
Bitnami