整体師は儲かるの?整体師の平均年収や働き方について解説します。

高齢化社会が進む中で、整体師の需要は今後も高まっていきそうです。また、整体師は特別な資格も必要がないため、誰もが始めやすい職業となっています。ただ、現実的に整体師は儲かるものでしょうか?

本記事では「整体師は儲かるのか?」をテーマとして、整体師の働き方や平均年収、整体師として儲かるためのポイントについて紹介しています。整体師の働き方に興味がある方は、ぜひ最後までご一読ください。

整体師を取り巻く現状

現代では、パソコン、スマホの長時間の利用によって、肩こり、腰痛、自律神経の乱れなど身体の不調を訴える人が増えてきています。以前と比較すると整体院の存在は身近になっており、定期的に通っている方も多いのではないでしょうか。しかし、安定した需要がある一方、整体院の数は近年、爆発的に増えてきています。整体院だけではなく、街のいたるところに接骨院、マッサージ屋を見かけます。

国家資格者(鍼灸、柔道整復、あん摩指圧マッサージ)の施術所だけでも全国で約14万店舗(平成30年)あり、コンビニ(57000店)の2倍以上あるとされているのです。健康志向の高まり、高齢化社会の流れで、整体師のニーズは今後ともますます増えてくることが予想されます。しかし、供給過多な面が強く、整体師間での競争も激しくなっているのが現状だと言えます。

整体は儲かる?整体師の平均年収をチェック

こちらでは整体師の働き方と平均年収を紹介していきます。

整体師としての働き方には何がある?

整体師として働くには、社員やアルバイト、派遣、業務委託といった形で雇われて働く場合と、独立開業して自分の院を経営する場合があります。

整体師が雇われで働く場合には、以下の場所があります。

  • 接骨院(整骨院)
  • 整体院(リラクゼーション、マッサージ、ボディケアなど)
  • カイロプラクティック院
  • スポーツジム
  • 介護、福祉施設(デイサービス)

接骨院、整体院といった施術所だけではなく、スポーツジムや介護施設など幅広い場面で整体師が活躍する場面が増えてきています。また、開業する場合は、整体院で現場に出て施術を行うだけではなく、経営者として複数店舗を運営するという働き方もあります。

整体院に雇われで働く場合の平均年収

整体院で働く場合の平均年収は350万程度で、月収でいうと30万円前後が相場となっています。また、アルバイトで働く場合の平均時給は1000円程度です。しかし、これはあくまでも平均値になりますので、年代や働く場所、雇用形態によって幅があります。

まだ経験の浅い新人時代では手取りが15万〜20万程度(年収200万〜240万円)で、一般的な新卒サラリーマンの給料が月収20万円以下なので手取りで考えると同等です。但し、整体業界ではボーナスが支給されることはほぼありませんので、サラリーマンとはボーナスで差が出ることがあります。

通常の整体院で年収を大きく伸ばしたい場合(400万円以上)は、店長レベルになる必要があるでしょう。また、「業務委託で働く場合は時給とプラスで歩合もつくケースが見られ」→「歩合給となっているリラクゼーションサロンなどで働く場合は」その場合はしっかりと固定客をつかめば500〜600万円を稼ぐことも可能となっています。

独立・開業する場合の平均年収

独立して自分の院で働く場合は給料が保証されていませんので、年収にも大きな幅が出てきます。うまくいかない場合は、300万円以下と雇われより稼げないケースもありますし、経営が波に乗れば年収が1000万円(月収80万以上)儲かる整体師もいます。

開業した整体師の年収としては、300万円〜800万円の間に収まってくるでしょう。一人当たりの施術単価を5000円として、毎日8名の施術で月に25日間営業した場合、月収が100万円となります。

そう考えると、一人院で自分が現場で働く場合は1200万円、施術単価を上げても2000万円あたりで徐々に限界が見えてきます。それ以上大きく稼ぎたい場合は、経営者として施術者、院数を増やす必要があります。そこで成功を収めれば、数千万単位で年収をあげることも夢ではありません。

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整体師として儲かるためにやるべきポイント

整体師として儲かるためには何ができるのでしょうか?こちらで確認していきましょう。

技術力のアップ

売上は単価(円)×患者数(人数)×1人あたりの来院頻度(回数)で計算されるのですが、技術力がなければこちらの式は成り立ちません。いくら宣伝をして患者に来てもらっても、技術がなければ患者の症状を改善できず、リピートにもつながらないからです。

技術力を高め、しっかりと患者の身体を改善することができれば、口コミでの集客もできますし、来院頻度も増やすことも可能です。また、難しい症状を改善する技術があれば、施術単価もあげることができます。整体院で儲かるためには、単価、口コミによる集客、リピートを増やすための技術力アップが必要不可欠となってくるのです。

患者満足度の向上で集客実績を出す

技術力があれば自然と患者が集まってくるわけではありません。整体師が挨拶をしなかったり、無愛想だったり、元気がなかったりすると「また来よう」とは思えませんし、人にも紹介する気持ちにもなりません。整体師は施術のスキルだけではなく、接遇面にも気を配って患者満足度を高める必要もあります。

集客実績を出すことで、整体師にも自信がつきますし、リピート、口コミでさらに患者が集まり収入を増やすことができるでしょう。

副業で収入を稼ぐ:セミナーやコンサルをする

整体師の稼ぎ方は、施術だけではありません。これまで習得してきた施術スキル、院の経営方法をコンテンツとしたセミナーを開くこともできます。セミナー料金×参加人数−経費(会場費など)で収益を出すことができ、うまく集客できれば、1件だけで整体院以上の売り上げを稼ぐことも可能です。

また、これまでの集客実績によっては、個人でのコンサルも商品として売り出すことができます。セミナーで集客した顧客を、コンサルまで誘導するという方法もあるでしょう。超高単価で施術をしている整体師もいますが、やはり現場に出続けるのは体力的にきつい面もあります。より短時間で大きく稼ぐには、セミナーやコンサルという方法も視野に入れるとよいでしょう。

整体経営者として整体院が儲かるためにやるべきポイント

こちらでは、整体経営者として儲かるためにできることを紹介していきます。

集客力のアップ

いくら高い技術力があっても、整体院の存在が知られていなければその力を発揮することはできません。新患の集客のためには、チラシや、ホームページ、ブログなど様々な集客方法がありますが、まずはどの層がターゲットになるのかを決めておく必要があります。

高齢者をメインにするならチラシ、若年〜中年層ならホームページやSNSを充実させるなど方法が変わってきます。また、広告を見た方が共感して来院までつながるためには、患者の声や体験談を集めて日々アップし続けることも大切となってきます。また、リピート率Upや再来による集客も重要です。これらを改善するためには患者満足度を意識すると良いでしょう。

施設の差別化要素をいれる

散在している整体院と差別化できるような、院の特徴を作っておくのも大切となってくるでしょう。「腰痛専門」「肩こり専門」「産後骨盤矯正専門」といったような、「どうなったら自分はこの院にくればいいのか」がはっきりしていれば、ターゲットとしている患者も来院しやすくなります。

サービスの幅を広げる:運動指導を行う

「日常生活の機能向上」「スポーツのパフォーマンス向上」「ダイエット」など、患者の健康、美容に関するニーズは幅広くあります。それらを実現するためには「運動」が不可欠になってくるのですが、「どういう運動をやったらいいのかわからない」「一人では続かない」といった悩みが出てきます。

整体院で運動指導まで行うことができれば、より幅広い患者のニーズに応えることができるようになるのです。他の院との差別化もできますし、運動指導を施術と合わせることよって、より施術効果もあげることができます。

稼ぎを考えると、体質改善よりも長く通ってもらうことに注視しがちですが、しかし、運動指導でしっかりと患者の身体をよくして、整体院にこなくてもよい身体作りをサポートすることで、中長期的には結果的に評判が高まり、集客にもつながってくるのです。

サービスの幅を広げる:物販を取り入れる

売り上げをあげるためには物販を取り入れることも一案です。物販にも単価は低めだが定期的な収入が見込めるもの(サプリメント、ドリンクといった健康食品)と、定期的に売れるものではないけど単価が高めのもの(骨盤ベルト、枕、健康器具など)があります。

施術と組み合わせることでより施術効果を高められたり、自分でも使って効果を実感していたりするものなど、きちんと患者のためになる商品を販売することが大切となります。

分院展開で店舗数を増やす

経営者として収入を増やすためには、分院展開で店舗数を増やすという方法もあります。総院長として、複数院の技術、運営指導に当たる立場になるのです。分院展開で成功すれば、数を増やすほど収入は増え、数千万から億まで稼ぐことも可能となってきます。

経営管理やスタッフ教育は大変になってきますが、整体師として大きく儲けたい方には、分院展開は必要な考え方となります。

まとめ

健康志向の高まりによって今後とも整体師の需要は高まっていくことが予想されます。しかし、その分整体師の数は増えて競争は激しくなっており、雇われ整体師であれば一般の会社員と比較するとボーナスの分、年収が低くなってしまうのが現状です。その一方で、独立して経営者として波に乗ることができれば、1000万〜数千万を稼ぐことも可能となっています。整体師として儲かるかどうかは、働く形態、技術力、経営力によって大きく差が出てくると言えます。

<参考元>

https://www.e-shugi.jp/contents/k/092_20191025/

https://www.trainer.agency/blog/body-preparation-salary/

https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/%E6%95%B4%E4%BD%93%E5%B8%AB%E3%81%AE%E5%B9%B4%E5%8F%8E%E3%83%BB%E6%99%82%E7%B5%A6

https://heikinnenshu.jp/kenkou/seitai.html

https://relax-job.com/job/B9414160/sid/664575?pref=13&business_type=jusei&welfare=double-work

https://www.akibare-hp.jp/kouza/seitai_nenshu/

https://relax-job.com/more/40348

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