接骨院
#39
あくつ整骨院
阿久津悟 先生
2025.02.26

多様なニーズに合わせた運動療法メニューを提供
あくつ整骨院
業種
接骨院
利用規模
100人程度
用途
業務効率化
運動実施率向上
導入目的 | 運動療法の効率化、収益化 |
課題 | 自宅・院内において運動の継続性が低い |
効果 | 少ない工数で多くの方に運動療法を提供できるようになった |
本日は北海道北見市にございます、あくつ整骨院の院長の阿久津先生にリハサクの活用方法についてお話を伺いました。
まず初めに貴院の特徴を教えていただいてもよろしいでしょうか。
当院は北海道北見市で20218年に整骨院を開業しました。一般的な整骨院とフィジカルファーストというパーソナルジムを併設しているのが特徴です。月間来院者数は整骨院で1400〜2000人、ジムで150人程度となっています。
院内エクササイズを提供し運動療法の定着化を
リハサクの導入目的を教えていただいてもよろしいでしょうか。
整骨院を開業後、間もない時期にコロナによる緊急事態宣言に直面しました。整骨院の方は通常通り営業はできていましたが、なかなか来院することができない患者様に、自宅で行えるエクササイズをわかりやすく伝えたいと考えていました。また、この先もコロナようなケースに直面した際に、運動療法のようなものを自宅でも提供できるような仕組みがあれば良いと考え、この課題を解決できるサービスを探していました。そこでリハサクを知り2021年の9月に導入しました。
患者さんのニーズに合わせて都度払い・
サブスクプランの2種類の運動療法メニューを作成
リハサクの具体的なご活用方法をお聞きしてもよろしいでしょうか?
導入当初はリハサクのモバイルアプリを活用して、患者さんご自身で、ホームエクササイズができるようにスマホへ運動メニューを送信していました。しかし、患者さんの運動療法の継続性が課題となってしまいました。そこから工夫を行い、現在ではリハサクを活用して院内でセルフエクササイズをしてもらっています。リハサクを活用して院内でエクササイズを行っている患者さんがいると、別の患者さんも『私もやってみたい』というお声が多々あり、少しずつ広がっていっております。
院内エクササイズの提案はどのように行われていますか?
リハサクを活用した院内エクササイズのメニューは、整骨院で治療を行っていて、必要な方に個別に提案をするような形をとっています。運動療法への興味があるかどうかを把握するために、当院では『施術依頼書』というものを作成しています。内容は施術を受けていただく際の注意事項を主に記載しておりますが、その中で『運動療法を希望されますか?』という設問項目を設けています。この段階で興味がある方に対しては、初診や検査の際にしっかりと説明を行い、必要なタイミングで運動療法を開始しています。また、この同意書に『再発予防の観点で運動療法を推奨しています』という文言をつけてから、運動療法に興味があるとチェックをつけてくださる方は、全体の8〜9割程度となっています。
リハサクの料金はどのように設定されていますか?
リハサクを活用した院内エクササイズのメニューは、都度払いプランとサブスクプランを用意しています。都度払いプランは治療の中で運動指導が必要と判断した方に提案しています。価格は550円 or 1,100円となっています。550円のコースの場合は、我々の方で予め様々な症状に対する運動メニューのパッケージを事前に作成しているので、その運動メニューを15分間セルフで行っていただく形になります。1,100円コースの場合は、セルフのほかにプラス10分間、私たちが患者さんに付いて運動指導を行っています。都度払いプランのメリットとしては、事前にいくつかの症状に対するメニューを作ってしまえば、後は患者さんにセルフで運動を行っていただくだけなので、セラピストの手がかからずに収益化をしやすいというメリットがあります。
サブスクプランはダイエットや筋力向上、再発予防の方向けに作成したプランです。価格は、入会金と月会費、メニュー料(都度払い)をいただいております(※プラン詳細は図を参照)。月5回以上来院される方は、何かしらの会員になった方が費用がお得になりますので、サブスクに加入することを推奨しております。サブスクプランのメリットは会員制なので通院の継続性が挙げられます。購入される方の目的としては、痛みを取りたいというようなものではなくて、今後痛みを出ないような身体を作りたいというような再発予防を目的としている方が多いです。
月商20万円以上の運動療法メニューを構築
導入することでどのような効果が得られましたでしょうか?
リハサク導入後、都度払いプランとサブスクプランを作ってから、運動療法の月間売上が23万円ぐらい、利用者が104名(2024年10月の実績)となっています。当院はセラピスト2人体制で運動指導を行っておりますが、リハサクの運用自体はそこまで時間を割くものではないので、1人治療院でも十分にこれくらいの売上を立てることができると感じています。
運動指導を効率化される上で、工夫している点はありますか?
当院ではオリジナル作成を活用しています。例えば変形膝関節症のステージ0・1ver、ステージ1・2ver、ステージ3・4ver、そして自宅で行う宿題用のメニューのようなものを、様々な疾患に応じて作成しています。事前にオリジナルパッケージを作成することで、運動メニューを考える時間が削減されることと、セラピストの運動指導の標準化にも役立っています。
最後に、リハサクの導入を検討している施設様へのアドバイスはありますか?
一般的な接骨院においては、痛みの改善を目的とする患者さんが多く来院されますが、その目的が達成されたら離脱されるケースが一般的かと思います。しかし、運動療法を取り入れることで痛みの改善のみならず、その先の再発予防などにもアプローチすることができ、患者さんの継続性において非常にメリットのあるものだと感じています。この運動療法を取り入れる上で、リハサクのツールはとても役立ちますので検討中の方はぜひお問い合わせをしてみてください。

あくつ整骨院
住所:〒090-0802 北海道北見市田端町32−24
TEL: 0157-57-6690
休診日: 日曜日
URL: https://akutsu-seikotsuin.com/