セルフケア指導が信頼関係の構築に寄与し初診率が向上

まず初めに貴院のビジョン・特徴を教えていただいてもよろしいでしょうか。

私たちは『業界の王道であれ』というビジョンのもと、技術・知識の研鑽を行い患者様へよりよい施術を提供しています。多くの接骨院では、さまざまな自費メニューを取り入れ、本来我々柔道整復師が行うべき治療から逸脱してしまっている施設も見受けられます。しかし私たちは、柔道整復師としての王道であるために、『痛みを治す』というところに力を入れています。特に手技療法にはこだわりを持っており、最高技術顧問の山根D.C.監修の多くの研修を通し、施術のノウハウを学んでいます。私たちが行う施術を通し、患者さんの心・身体を癒すことで、地域医療に貢献していきたいと考えています。

セラピストの運動指導において新たな学びのあるツール

リハサクの導入目的を教えていただいてもよろしいでしょうか。

株式会社F.C.C.のグループ院は施術にこだわりを持っています。また、技術の向上においても貪欲な姿勢で日々取り組んでいます。リハサクはセラピストの運動指導に関する知識や、患者さんに対するセルフケア指導という観点で、非常に学びが得られると感じ導入に至りました。

リハサクの導入前に抱いていた課題を教えていただいてもよろしいでしょうか？

今まで治療後のセルフケア指導に関しては、資料化して必要な方に配布することもありましたが施設で統一されたものはなく、指導内容はスタッフによって個人差がありました。そこで、リハサクを活用することで、指導内容を標準化することができると感じました。特に学習意欲の高い若手セラピストの層には、新たな学びという観点で非常に有効活用させていただいてます。

患者さんの主体性を向上させるため、初診時にリハサクを用いた運動処方を実施

リハサクの具体的なご活用方法をお聞きしてもよろしいでしょうか？

当院では主に、初診時のセルフケア指導の際に活用しています。問診・評価・治療が終了し、最後に患者さんへ『症状を軽減させるにはこういうストレッチが重要です』とお伝えした上でセルフケア指導を行っています。その際に、セットでリハサクを用いて運動メニューの動画を送信しています。また、来院が２回目以降の患者さんにおいては、症状の改善度合いに個人差があります。そのため、各セラピストの判断の元、指導する内容を変更しながらリハサクを活用しています。

特に、役立っている機能はございますか？

運動メニューの絞り込み機能は重宝しています。患者さんの症状に適した運動メニューをパッと検索したい時に、カテゴリや部位・姿勢等で絞り込むことができるので、簡単に運動メニューを検索することができます。

信頼関係の構築に寄与し初診率が80％ → 90%に改善

リハサク導入後の効果を教えていただいてもよろしいでしょうか？

導入前と導入後で比較すると初診率があがってきています。元々80％前後であった数値が、90％近くまで改善しています。要因としては、リハサク使用することで治療効果の向上や、患者さんとの信頼関係構築に繋げることができているからだと感じています。患者さんが施設に来られる頻度・時間は限られているため、施設で行う施術による治療結果には限度があります。そのため、私たちはご自宅でどのように過ごすかを非常に重要視しており、リハサクを用いてセルフケア指導を行うことで患者さんの主体性を高めています。結果として治療効果の向上と信頼関係の構築に繋がっています。

最後に、リハサク導入を検討されている方へのアドバイスはありますか？

柔道整復師はかなり昔からある職業で、幅広い年齢層の方がいらっしゃいます。しかし、最先端の技術を積極的に取り入れている施設はまだ少数です。最近では、スマホの普及で私たちの生活が一変し、患者さんが求めることも変化してきています。そういった中で、リハサクはこの時代の変化に適したサービスを提供しており、幅広い年齢層の方に提案できるものだと感じています。検討中の方は是非１度触ってみてください。

須崎先生、本日はお忙しい中インタビューにご協力いただき誠にありがとうございました。

＜リハサクスタッフより＞本日インタビューをさせていただきましたF.C.C.グループの皆さまは、患者さまに対してより良い施術を提供するために、学びに対して非常に貪欲に取り組まれています。スタッフの方々の患者対応もとても丁寧で、地域の皆さまから高い評価をいただいていることがとても納得できました。施術以外のオペレーションに関しても、さまざまな工夫が施されており、我々にとって非常に学びのあるインタビューとなりました。ご対応いただきました須崎先生、本日はありがとうございました！